日本歌曲って私には難しい。

「はなやぐ朝」は阪田寛夫作詞、

(私に課題ででているのは)大中恩作曲のもの。

ただ有名なのは中田喜直作曲のものだ。

後者は「魚とオレンジ」(全8曲)の

冒頭を飾る曲で、コロラトゥーラの技巧も

盛り込まれた華やかな朝の歌だ。

ごく普通の会社勤めの女性を主人公にした

8曲の最初、幼少期のもの。

 大中恩作曲の方はYoutubeにもあがって

こないのでどんな歌い方をするのが正解

なのかよくわからない。

 先生からは6歳の子供のように歌いなさい

と言われたけれど、どうもしっくりこない。

無垢な、子供らしい好奇心や夢をあらわした

曲だとは思うけれど、大人になってそれを

懐かしく思い歌ってもいいんではないかと。


 春のはじめのはなやぐ朝に
 みかんのたねををお庭にまいた
 さかなのめだまをつちにうずめた

 おさないわたしはゆめみていた
 はるかなとおいあかるい夜に
 みかんは熟れて星になり
 わたしのさかなは空の川をのぼるでしょうと

 そう思うだけでみちみちて
 おさないわたしはかがやいていた
 春のはじめのはなやぐ朝には

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