J's diary

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カテゴリ:アミューズメント > 観劇

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31日、新国立劇場オペラパレスで

ボエームを観ました。

直前に、C席が4席空いているのを見つけ

思わずポチッとしてしまいました。

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4階席4列目(一番後ろ)だったので

オペラグラスを駆使して観ました。

ミミ=ニーノ・マチャイゼ
ロドルフォ=マッテオ・リッピ
マルチェッロ=マリオ・カッシ
ムゼッタ=辻井亜季穂  等

ソプラノ、ニーノのミミはもちろん素晴らしく

テノール、マッテオのロドルフォも魅力的

ムゼッタは日本人辻井亜季穂さんとても

よかったです。

ショナール、コッリーネの森口、松位さんも

グッド👍でした。

「私の名はミミ」「Donde lietaさよなら」

心に刻み込みました。

一人で行くのをちょっと迷ったけれど

行って良かったです。両隣りが若めの女性

だったのも助かりました。

C席だったからか普通クラシックの

コンサートは年齢高めだけど、

若めの人も多くなんだか嬉しかったです。

オペラはチケットお値段が高くて

なかなか手がでず、観に行けません。

随分前に二期会の「ボエーム」観たことが

あるんですが、その時ははっきりいって

楽しめませんでした。ステージ演出など

あまり良いと思えませんでした。

今回はさすが新国立劇場オペラで

もちろん高水準、オーケストラは

東京交響楽団、芸術監督 大野和士で

素晴らしかったです。こういうオペラを

観てみたい聴きにいきたいです。

あの悲しくどこか虚ろな目をして

こちらを見つめる・・つらい子供時代のコゼット。

そのイラストで有名な ミュージカル Les Miserables。

2013年 新演出 新キャストでの上演を

お友達と観に行ってきた。 

数年前に観たレミゼの印象はとても暗くて

あれが本当のレ・ミゼラブルという人も沢山いるのだろうけれど

私には重苦しくて (単に無知で)筋立てもよくわからなくて・・・・

どうしてそんなに人気があるのかよくわからなかった。

 それなのに何故 また観に行ったのか・・・それは映画のレミゼラブルが

意外に良かったから・・・新演出は映画版と似ていると聞いたから。

 従来のレミゼに比べて場面展開のテンポが速くなり

じっくり考えさせる前にどんどん進んでしまう感は否めないのか・・・

それで違和感を感じる人もいるのかもしれない。

でも 従来のレミゼに比べると印象が明るく、 軽快に進むともいえる。

舞台装置と後ろのスクリーン映像を上手く使ってわかりやすく

なっているのも私はそれはそれで良いと思う。

 今日の配役でいいなあと思ったのは

まず アンジョルラス役の上原理生 歌もうまいし背も高くて学生リーダー役にぴったり

それからエポニーヌ役の平野 綾  歌も上手だし 役に一生懸命なのがいい 

(汚れたコートも着てないし)薄汚れた感じがあまりしないのも私は好き。

もちろんバルジャン役の吉原光夫 最初はどうかな〜と思ったけれど

ラストに向かってやっぱり良かった。 

ベジャール役の鎌田誠樹はちょっと力が入りすぎてる感もあり(役柄的にも仕方ないけれど)

でも後半のソロの部分では聴かせてくれる部分があったので・・これからに期待かな

コゼット役 青山育代は 最初高い音の声が少しくぐもる感じがしたけれど

後半に行くにしたがって気にならなくなった。 マリウス役田村良太は これからに期待。

ファンテーヌ役 知念里奈 演技的にはさすがと思わせたが 地声的に歌う時、意外に

低くて太い声なのに驚いた・・前からあんな声だったかしら? 

テナルディエ役のKENTARO コミカルな雰囲気も上手く 歌も(意外に・・)上手い。

マダム・テナルディエ役 浦嶋りんこも良かった(歌も演技も)

 よく思うことだけれど 歌うっていうのは人間の体を楽器にして歌うわけだから

小柄な人が自分の許容範囲を超えたボリュームの声で歌っても 決して良くない。

その人なりの歌い方があるだろうし 聴かせ方があると思う。

声は音域的には上にも下にも訓練である程度出せるようになると思うけれど

やはり限界はあるので 限界を超えた声では勝負できない。

ボリュームもそうだと思う。 大音量が出せれば出せるほどいいわけでもないだろう。

持って生まれた声の質やその人自身の個性もあるし

そこらへんも工夫次第なんじゃないかなと素人ながら思う。

 いずれにしても 素敵な曲が満載のレ・ミゼラブル

I Dreamed A Dream. (夢やぶれて)

On My Own

民衆の歌      そのほか沢山

 あんまり泣かない私だけれど でもガブローシュが撃たれ 学生たちが政府軍に

撃たれてしまうところからは涙腺が緩みがちでした。

最後の終わり方も印象的で素敵でした。




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